Cosas comida14

2024年の写真から

ひさびさ ひもじい

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この数日「ひもじいな~」とひとりごとをよく言います。
大学を卒業してから、フーフラした後に専門学校に通っていたとき、課題の材料費がすごくかかって食費がぜんぜんなくて、よくひもじい思いをしていました。でも実家住まいの同級生がお米や缶詰をくれたり、バイト先のパンを食べたり、なんとかやってたよなあ、とよく思い出しています。
なぜかというとこの街の物価が高いし、円安の影響もすごく、好きなパン屋さんもこの4日間休みで、ひもじい食生活を送っているからです。わたしの一日の予算だとこの写真のものでギリギリ。袋に小さなパンが2つ入っていて、合わせてこれで日本円にすると約2000円です。それもわざわざ遠くの少し安いスーパーまで行ってです。
前に滞在した街でもケチケチ生活でしたが、同じ予算でビール小ビン1本とハム1袋も買えていました。
牛乳も最安の袋のものを買って、乾かした水のペットボトルに入れています。
「ポテトチップス買わずに野菜買いなさい」なんて言われそうですが、野菜を買うという選択は野菜ぎらいのわたしにはないし、このポテトチップスはハム味なので、ハムが買えない代わりです。
でも、毎日の生活ってそんなもんだ。
遠くに来たから、って日本の毎日と違う生活をする必要はないのだから。
専門学校時代、わたしはひもじかったけれどなんかすごく強かったってことを思い出す。
明日の朝はあのパン屋さんがひさしぶりに開店する。たのしみすぎる。
2024年3月記