Cosas comida31

2024年の写真から

きっと ふるさと

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生家に滞在しているとき、かならず食べるお餅です。
おとなになってからは、このお餅を買ってから生家へむかい、あたたかいままで母に渡すことができるくらいの距離になりました。
幼少期から、ずっとかわらない場所で、かわらないおいしさで、でも平日だとなかなか空いていないお餅屋さん。
いまは少し高くなったけれど、小学生でもなんとか1か月に数個は買うことができるだろう、とてもやさしい値段。
すごくおいしい餡とお餅。
そしてホクホク。
長い距離を歩いたあと、この日の2個はジンとしみました。
わたしの前に大人買いしていた2人組は、他県ナンバーのすごく早そうな車に乗りこむと、すぐにガツガツとおいしそうに食べていました。いいね。
ジンときたり、かならず食べたくなったり。
ふるさとってなんだろう、って思うことが多いけれど。
きっと、このお餅はふるさと。
2024年12月記