Cosas comida32

2024年の写真から

しみる おにぎり

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生家にいると、おにぎりを作って持たせてくれます。
長い距離を歩くと宣言して就寝し、まだ暗い翌朝。
「いってきます」の伝言メモを残そうとむかった食卓に、あたたかくて大きなおにぎりがふたつ。
そのおいしさを想像しながら、暗い朝、おにぎりのあたたかさは、持った手のひらにしみました。
とても好きな雑貨屋さんの巾着に入れたおにぎりをザックに入れて、びっくりするほど歩きました。
姉が作ってくれたこの日のおにぎりは、その疲れにピッタリの塩多め。
しみわたるおいしさ。
泣くなよ、わたし。
2024年12月記