Cosas cosas12
2024年の写真から
渡航前のわたしにいいたいこと
渡航前のわたしに言いたいことがある。とくと聞いてほしい。
いま、東京で暮らすわたしのクローゼットは、ハッとする着こなしをする友だちと、その友だちに紹介してもらったオシャレ番長たちのおかげで、至上最強のクローゼットだよね。
だからこそ、天候がよめない渡航先のために服を選ぶのに苦労をしているのはよくわかる。でも、ふたまわりくらい考えて、かつ緊張して寝れなくて、最初はよかったのに、ころころ変えて持っていく服の色合わせが変になっていないかい?
「これは旅で着たい」って選んだ服を忘れてないかい?
いちばん言いたいのは、デニムのジャケットは、2枚いるのかい?
こちら側だからこそ言えるが、そのスーツケースのスペースに、デニムジャケットの代わりにTシャツをもう3枚入れないと、渡航先のビミョウな店で白のTシャツを追加することになるよ。ビミョウだよ。
奮発して機内用に新調したワンピースは、薄くてスペースもとらないからいい。すてきだ。
でもあんなに気に入っているTシャツがあったのにと、悔やむことになるから心して。
そして玄関のドアを閉める前に、靴箱の上をふりかえってほしい。
白のコンバース、忘れてない?「手持ちのリュックに入れよう」って、わざわざ出してなかった?
おかげで、渡航先でコンバースがなくて悩みながら3週間を過ごし、倹約しているのに、思い切ってバカだっかいコンバースを買うことになるんだよ。
まあ、でも渡航先ではなんとか切り抜けることだろう。
大丈夫だよ、こっちで待ってる。
2024年3月記