Cosas cosas19
2024年の写真から
おみやげツアー
時差ボケもなくなってきたので、日本でいろんなひとに会い始めています。
母や姉、叔父や叔母に会いに、育った町に行くことからはじめました。
どのひとともひさしぶりに会うので、しばらくはおみやげツアーです。
でもひもじかったので、多くのおみやげを買うこともできず、おみやげばなしばかり。
小さなおみやげと、とても遠い国のはなしを、ときどきその国のことばを交えてはなす。
ぶじに日本に着いて、会えていることをよろこんでもらえる。
ありがたくて、はずかしくて、うれしい。
遠い場所で感じたことを伝えることができればいいな。あの場所の空気を分けてあげられるといいな。
おみやげって、きっとそういうこと。
2024年5月記
追記:写真は、織物をこよなく愛する母や姉、叔母に渡した織物博物館の図録や、織物の街の手織りのオブジェ、森の妖精の人形です。