Cosas cosas20

2024年の写真から

相棒

cosas-cosas20

わたしの相棒は、ガラスペンのケースとカメラです。
わたしが滞在する場所には、このふたつの相棒を連れていきます。
その場所で思ったことを記すガラスペンが入ったケース。その場所を写すカメラ。
前回の長い移動ではどちらの相棒も、大変な目にあった。
ガラスペンケースは、空港でそのケースの意味と内容物を説明しなくてはならなかったり。
カメラは、毎日の森歩きの重労働でこわれかけたり。
遠くへ行く前にガラスペンケースを「間にあってよかった」と送ってくれた文通の友。その文通の友は、長いようで短かった不在のあいだに、もう会うことはできない世界へ旅立ってしまった。
だからこのペンケースとカメラを連れて、いろんな景色を見せに行く。
だからがんばろう。自由でいよう。
2024年5月記