Cosas libro11
2024年の写真から
つんでて安心
寝込むとき、まくら元にどんな本をつむか。わたしにとってはとても大切な寝込みポイントです。
「ナントカは風邪ひかない」とおなじく、のんきにストレスのない毎日をすごすわたしも、感染する症状をのぞいて、風邪をひかないと思ってすごしていました。
窓を開けるときもちよくなってきたせいか、のんきだからか、大風邪をひきました。
あのときと同じくらいの熱が続くので「またか」と思いながら検診を受けると、ただの風邪でした。
ひさしぶりの寝込み。
まくら元に本をつむ。
このような「ひょっとしたら不安になるかも」と予測するときには、不安にならないように重読の本をメインにします。もう結果も内容も知っているから、安心です。
宮部みゆきさんの『きたきた捕物帖』シリーズと『ぼんくら』シリーズは、もう10回くらい重読しているモノ。下巻を読み終えると、登場人物がどのように最初に出てきたのか、その登場シーンが気になって、また上巻を読む。そんな中毒みたいなシリーズです。
1冊だけ混ぜた新刊は、まとめ聞きをするポッドキャスト『おしゃべりな図書室』で紹介されていた韓国の書店を舞台にしたモノ。
翻訳小説は読みなれないのですが、主人公が営む書店はわたしの理想に描く本屋さんの形にちかくてアタリでした。
思いのほか、長引いた大風邪。
つんでて安心な、ゴホンゴホンの夜中。
今日からソロリと、勉強の毎日に。
2024年9月記