Cosas libro12
2024年の写真から
いつもこころに
いつもこころに、群ようこ。なのです。
いつも群ようこさんの作品から影響をうけています。
20年ちかく前、映画『かもめ食堂』を見て、退職したらしたいこと「あのスーツケースを買ってひとりですごく遠い場所に旅に出ること」を決めました。
ギブスで動けなかったとき、『れんげ荘物語』を読んで早期退職を決めました。
リハビリを終えてすぐ『老いと収納』を読んで、冷蔵庫やソファーなどあって当たり前だったモノを捨てることを決めました。
ドラマにもなった『パンとスープとネコ日和』もふくめ、いつもこころに。なのです。
『老いと収納』は、少し離れた町に住む友だちが送ってくれた本です。いつも「捨ててスキマを作ろう」とはげましあいました。
一冊の本がくれたモノ。
一人の作家さんがくれたモノ。
だから読書はやめられない。
2024年10月記