Tiempo mañana20
2024年のある朝の写真から
初心が足りない
迷いました。森で。
長時間ルート、それも2度目ルートを復習のために歩こうと森に入ったら、まんまと迷いました。
思い出すと、1度目のときに「ここわかりづらいから次回、気をつけよう」と思ったところです。だから言ったじゃん、ですね。
とにかく戻っても、また違うところに出てしまってそういうときは「犬の鳴き声に耳をすましたり、牛や馬の落とし物を探すと大丈夫な場所に近い」とビジターセンターのひとに教えられたので、ふだんはとにかく踏まないように避けている落とし物を探して広い場所に戻りました。写真は戻った場所です。馬がたくさんいるとてものどかな場所です。
馬に礼を言いながら再入森。またおなじところで迷い、また同じ馬の場所に出ました。「これ、今日は森の皆さんに初心が足りないと指導をされている」と思いました。3度目挑戦してダメなら、短いコースに行こうと思い再入森。
イエイイエイイエーイ、黄色い鳥を見つけた。
すっかりビビリ、その後も何度か引き返したりしたけれど、ぶじに迎えの車がくる時間までにゴール。
最初にこの森にはいったときは、ひとが歩いただろう場所がどっちか見極めるように気をつけていたけれど、今回は「この前、こっちだったかな」という自分の記憶に頼ってしまいました。初心が足りない。
ひとりで歩いていても、この道を歩くのは、たくさんのおかげさまなのだ。シミジミ。
こんなに真剣に牛や馬の落とし物を探したのは、人生で初めてです。初心を忘れないようにします。
2024年4月記
追記 「黄色い鳥」というのは、ルートのところどころに「合ってるよ」と出ているマークです。