Tiempo mañana26
2024年のある朝の写真から
これでいいんじゃないか
島のテッペンから下りました。ロバと飼い主とその息子さんと。
ザックを持って登ってくれた、もうほんとにさまさまのロバと飼い主の方が「帰りも一緒に下りよう」と言ってくれ、その言葉にあまえて下りなのにまたザックをロバにかついでもらいました。
飼い主さんが息子さんと話しながら下りる後ろを歩きました。
途中の分岐点で、ロバと行く飼い主さんと別れ、息子さんがきれいな水の出る道を案内してくれました。とてもおいしい水でした。
ロバの速度で歩く。その速度でおしゃべりをしながら歩く。風が吹く。空が青い。水がおいしい。
これでいいんじゃないかと思った道のり。
夜明けとおなじ。それ以外はなんにもない。でもすべてがある。
これでいいんじゃないか、ほんと。
2024年5月記