Tiempo mañana38
2024年のある朝の写真から
1000のすごさ
これまで歩いたことがないルートを初めて歩きました。
歩く力をきたえるために、できるだけ週に1回、最寄り鉄道にある観光名所の山を歩いています。
距離や階段数、そしてひとりになることができることを要件として、おおむね定番のルートができてきました。
トレーニングのひとつとして秋に挑戦しようと思っている山は「はじめに階段を1000段登らなくてはならない」と、バイブル番組『にっぽん百低山』で吉田類さんが紹介していました。
「1000ってケッコウだよな」と思い、前回、定番のルートで数えたところ、いっきに登る階段数では足りませんでした。
さらなる階段数をもとめて歩いた新しいルートは、とてもよかったです。
トレイルランニングの皆さんに人気のコースらしく、うしろからどんどん足音が近づくので、どんどん先をゆずりました。
ゆずる時間もあり、いっきに登ることができたとは言えません。
その山の公式サイトのルート紹介では「キツイさいごの200段」と書いていたのに、ぜったい200段以上あった。
そこでうなってしまうほど、いっきに1000段はやっぱりキツくて大変だと思い知った初ルート。
でもなんだって定番をはずれる、ちょっとだけの勇気は必要だ。
そしてまた冷たいブドウもどきを食べて帰路につきました。
夏の空。鉄道と山。
2024年8月記