Tiempo mañana44
2024年のある朝の写真から
定位置
いまのわたしの定位置は勉強をする机です。
その机をみすえる壁は、とくに好きなモノを置く場所です。
今月、小さな小机とカゴのオーナメントを飾りました。
組織をはなれたあと、友だちたちが描いた絵を掛けました。小机には、またこの国で会うことができた友だちが遠くから持ってきてくれたハトがいます。
小机とオーナメントは、少し離れた町に住む文通の友が送ってくれたモノです。
南米への渡航の後、今のアパートに着いた直後に届いた小包に入っていました。
この2つのとてもわたし好みのモノを、ずっと使うことができないまま5か月ちかくが経っていました。
2か月ほどその小包を開けることができず、開けても目につく場所に置くことができず3か月が経ちました。
もうすぐ、その友だちと会えなくなってしまったと知った日から半年が経ちます。
そのことを実感したくなくて、定番の位置に置くことから逃げていました。
それではダメだ。
だからこの定位置に。
応援と喝をもらう。
ふたりとも夜明けの時間がとても好き。そんな友だちとわたしの早朝のやりとりの記憶。
2024年10月記