Tiempo mañana60
2025年のある朝の写真から
そこに道があるのなら
到着してからはじめて一日中、青空の日でした。
いま1階の部屋を借りている家のまん中は吹き抜けていて小さなパティオです。
ベランダがないかわりに、このパティオに置かれたテーブルで朝の数時間、勉強をしています。
車が通らない小路にあるこの家は、とても静かです。
鳥の鳴き声。近くの教会の鐘の音。ときどき通るヒトの声と足音。生演奏のような雨音。
見あげた窓の大家さんとの会話。
この地域では近年ではまれな低気圧による雨がつづいています。
青空だったこの日の夜から、また雨に変わります。
毎日、不安で起きた夜中からずっと天気予報ばかりを見ていたけれど。
雨の日もあれば、晴れの日もある。
そこに道があるのなら、歩いていこう。
すこしでも、その道を歩いていこう。
2025年3月記
追記 2か月ほどこのページの更新を休みます。更新を休んでいても、きっと歩いています。また会いましょう、ココで。