Tiempo noche05
2024年のある夕方の写真から
潮どき
不覚とはこのことです。
ただその場所に学びに行きたくて行ってみたら、もう行かないと決めた場所のとても近くでした。
わたしはずっと、そのもう行かないと決めた場所に旅するために仕事をして、びっくりするような場所にも旅をしました。でもあるとき、もうその情熱を感じなくなりました。それを潮どきというのだろうと思いました。
ものすごく調べて来たのに、こんな近くにこんな場所があって「ああ、なんてことだ」。これを不覚というのでしょう。
わたしが学ぶと決めた場所で、その学びへの情熱の潮が満ちますように。
そして忘れてはいけないのは、事前調査はどれだけしても現場でびっくりってこと。
2024年2月記