Tiempo noche25

2019年のある夜の写真から

あの日々と 友だち

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いっしょにゆっくり歩いてくれた友だちがいます。
とつぜんの松葉づえ生活になったとき。
栄養がつく食べ物を届けてくれました。
部屋にひきこもっていると、いつも連絡をくれました。
遠回りして、いっしょに歩いてくれました。
ちょっと進んでは疲れてしまうわたしに合わせて、信号を一緒に待ってくれました。
恩とは、このことだろうと毎日思っています。
あのとき20mで休んでしまっていたわたしは、いまは休まず20km歩くことができます。
あの日々があったことが、いまにつながっています。
友だちが楽しんでいる山登りで見つけたステキな景色を、今度の秋には一緒に見に行こう。
と、どこかからハガキを書こうと思っています。
2025年3月記