Tiempo tarde07

2024年のある昼の写真から

きっと忘れない

tiempo-tarde07

少し遠くの博物館に行きました。
すこしづつだけれど、話しかけたり話しかけられたりすることができるようになりました。「土曜日、予定ある?」と聞かれて、いままでだったら「勉強しなきゃ」って言っていたけれど、思い切って「ないよ」って言ってみました。
課外活動で少しだけ時間をともにした3人で訪れた博物館は、言葉にできないくらいよかったです。
ちょっとしんどいことがあった今週。ほんとに一緒に行けてよかった。落ち着きました。
博物館とそのレストランに行った後、近くのおだやかな公園に行きました。
芝生に座って日記を書いたり、寝転んだり、本を読んだり。何も話さずに自分がやりたいことをやる。そんな時間でした。
今週出会ったひとと、気持ちのいい場所に行って、いいものを見て、気ままに休む。なんて自由なんだろう。このふたりもそれぞれひとりで長い旅をしていて、もうすぐ別の場所に旅立ちます。解散するときの感じも、自由でした。気持ちいい。
ひとりで旅をしてよかった。ひとりだからこそ出会うことができる。改めてそう思いました。
わたしはあの公園ですごした自由な時間をきっと忘れない。
今日という日をすごしたふたりの旅を祝いたい。
そしてわたしをはげましてくれる友だちたちにいつも感謝している。
2024年3月記