Tiempo tarde14

2024年のある昼の写真から

せっかくだからの仮住まい

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せっかく仮住まいするので、この街ではおもいっきりまん中に滞在しています。
この街のまん中は、きっと「独立」という名のつく広場です。この広場を基点に旧市街と新市街に分かれます。この街に訪れたひとはおそらくみんな、この広場を訪れ、ポーズをとって写真を撮ります。
学校の先生が、この国の文化をとてもわかりやすく教えてくれます。おかげでこの「独立」が持つ意義を知ることができました。
以前滞在した街同様、とにかく学校に近く、比較的安全なエリアに仮住まいしたいと考え、このど真ん中の広場の真ん前のアパートメントに滞在しています。
この写真の建物は、その広場の真ん前に建つ宮殿です。いまは民間が所有し、オフィスや住居が入っています。上部はテレビ塔なんだそうです。
さすがにこの宮殿には仮住まいはできません。この宮殿の広場をはさんで向かい側のビル、一覧ページの写真で見ると向こう側に見えるビカビカしたアパートメントに仮住まいしています。
スーパーにいくときはいつも広場を渡って、この宮殿の前を「すごいかっこいいなあ」と思いながら通り過ぎています。そしてスーパーからの帰りには、また広場を渡って「ビカビカしてんね~」とひとりごとを言いながら、このアパートメントに戻ってきます。
広場側の景色はこんなですが、部屋の中からはまさに新市街と旧市街の分岐点、ジャジャーン、古い街並みとRio de la Prataが見えるのです。
きっとこれが最初で最後、仮住まいだからこそ楽しむことができる景色のなかで、ただただ勉強しています。
ぜいたくぜいたく。すてきすてき。
2024年4月記