Tiempo tarde22
2024年のある昼の写真から
名作でおどる
この国に走る世界の名作鉄道に乗る小さな旅をする週が続いています。
世界的名所から、ふたたびこの国の第二の都市へ同じ名作鉄道に乗りました。
でもこの都市へむかう便には、世界的名所にむかう便にはないすごい時間があります。
ラウンジ車両とショーの時間です。
バンドと踊り手のリハーサルが終わると、一部の車両だけに「ショーが始まるよ」とアナウンスが入ります。その一部の車両とは、大きな天窓もついた豪華車両です。
日本で学んでいる先生から「すごく楽しいから豪華な車両に乗りなさい」と助言され往復を豪華車両で予約しました。ケチですが、鉄道には惜しみません。
ラウンジカーでショーが始まると、この国の伝統的な踊りを見ることができます。
そしてもちろんそのあとは、みんなでおどる時間です。サルサの国ですから。
レストランに踊りを見に行ったときはまだまだ覚悟が足りませんでした。でも「こんなときははしゃぐのが楽しいはず」と思い、伝統的な踊り手のひとやいろんな国からきているひとたちと踊りました。
とても楽しかった。でも高地だった。疲労感が増したのにきづいたのは、あとの祭り。
鉄道はいろんな気持ちに連れていってくれる。ほんと。
2024年4月記