Tiempo tarde35

2024年のある昼の写真から

勉強とコーヒーの相性

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今週は、ひさしぶりに会った友だちがくれた初めてのコーヒー屋さんのコーヒーを飲みながら勉強しています。
ズボラなので、飲むのはもっぱらドリップパックで入れたコーヒーです。
これまでは、少し離れたところに住む異なる友だちが定期的に送ってくれていたドリップパックをいつも飲んでいました。その友だちと一緒に行ったすてきな喫茶店のコーヒーです。それが残り少なくなっていてあせっていました。そのコーヒーは勉強と相性がいいからです。
今回、ひさしぶりに会うことができた友だちの、そのまた友だちの焙煎しているコーヒーはとてもおいしいです。
勉強との相性もとてもよくてホッとしました。
その色を見るのが好きなので、いつも透明の耐熱カップでコーヒーを飲みます。
ながく働いた組織の事務所がある地域では、数年前からコーヒー屋さんがどんどん開店しました。働いていたとき、そのコーヒー屋さんの名前が入ったカップを自分と一緒に写真を撮り、そのコーヒー屋さんに来たことを投稿するひとたちを毎日見ていました。
にがいものを毎日見るような気持ちになり、コーヒーを楽しく飲むことができなくなりました。
組織を離れて南米に渡り、おいしいコーヒーをたくさん飲みました。
コーヒーにはそのお店の名前はついていない。そのおいしさを、どういったときに飲みたいかを楽しめばいいのだと気づくことができました。
どんなことでも楽しむためには、自分の余白が必要です。
南米のコーヒー屋さんと話した日々を思い出す。
いつもおいしいコーヒーを送ってくれた少し離れた町の友だちを思う。
2024年7月記