Tiempo tarde55

2025年のある昼の写真から

途方に暮れる

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いつも渋滞しているイメージのジャンクションの下を歩きました。
長距離を歩く練習史上、最長を歩いたこの日。
電車や車でしか通ったことがない場所を、初めて歩いて通りすぎました。
きっとこの日も渋滞しているだろうジャンクションの下は、でもとても静かで、その大きなコンクリートのかたまりを見上げながら進みました。
こんな複雑な構造のうえを、毎日おおくの車が通っていく。
わたしは途方に暮れてしまう。
まだまだその日のゴールは遠くて。
自分が準備していることが合っているのか。覚悟が決まらないまま、今日も夕がたで。
昨年もおなじ時期に途方に暮れていたときとはまったくちがう、その途方に。
でも行くのだ、途方を超えて。
2025年2月記